トリミングが上手くなりたい!【これが上達するコツ】

トリミングの技術向上にために日々努力しているのに、なかなかうまくならない…

なぜか?

それはあなた努力のがたりないのではない。

ただがむしゃらにやるのではなく、効率よく腕を上げていく解決策を詳しく説明します。

ゴールを決める

トリミングのゴールって何?って話ですが、ここでは、「自分のお店を持ちたい」とかそういうことではありません。

自分がどこのレベルまで行きたいのかは大切。でも大事なのはもっと近くにある目標。

つまりポイントは手が届きそうな目標。

あまり高い目標を立てると「自分には無理なんじゃないか」と余計なことを考えて挫折してしまうので。

例えば、インスタや雑誌などで自分がかわいいと思うカットを見つけて、それを目指す。

今は検索さえすればなんでも調べられる時代。

自分の目指すカットを誰がしているのか?どうやって切っているのか?

探していくと動画などを発信している場合もあります。

動画や写真は通勤時間でチェックできるし、探求していくと、関連動画で色んな発見ができます。

スキマ時間でサクサクッと勉強しましょう。

電車の中でゲームするより、かなり有効な時間になります。

例えば、こういう動画で勉強したり。

https://www.bing.com/videos/search?q=+DOGDIAMOND%e3%80%80%e3%82%bb%e3%83%9f%e3%83%8a%e3%83%bc&&view=detail&mid=DDD08DD5EB75FA6E266FDDD08DD5EB75FA6E266F&&FORM=VRDGAR&ru=%2Fvideos%2Fsearch%3Fq%3D%2520DOGDIAMOND%25E3%2580%2580%25E3%2582%25BB%25E3%2583%259F%25E3%2583%258A%25E3%2583%25BC%26qs%3Dn%26form%3DQBVR%26sp%3D-1%26pq%3Ddogdiamond%2520%25E3%2582%25BB%25E3%2583%259F%25E3%2583%258A%25E3%2583%25BC%26sc%3D0-15%26sk%3D%26cvid%3D65E6AE0DE9AA458FA0DDF8BE598A699A

自分の勉強したいカットを動画サイトで色々検索してみてください!

今働いているお店に自分の目指すカットをしている人がいなければ、別のお店に行くともっと成長できます。

むしろそっちのほうがよくないですか?インスタで見つけたかわいいカットを身近で見られるんですよ。

イタリアンのシェフになりたい人が、すし屋のバイトをしたって時間の無駄ですよね。

人が足りないから…まだ1年しか働いてないから…という理由で辞めないのはもったいない。

そんなことは、お店の問題であってあなたの人生の問題ではないですよね。

私も同じ思いで時間を無駄にしてきたので、この記事を読んでいる人には早く

見切りをつけて、次のゴールを目指してほしいと思います。

効率的なやり方

ただ与えられた仕事を淡々とやるのでは、向上はできません。

常に疑問を持ちながら行動するといいでしょう。

なぜ丸くならないのか?なぜ切りすぎたのか?

失敗したことを振り返ることは次につながります。

また、自分では失敗に気が付かないことがあります。

そういうときは、客観的に見ることが重要です。

他人(同期や先輩)に見てもらったり、写真を撮ったりすると見えなかった部分が見えてきたりします。

私も自分でカットした写真と先輩に直してもらったカットを写真にとり研究していました。

でも、ただ写真を見ていても上手にはならない。

違いに気づけたら、次のステップ。

上手い人のハサミの使い方を見ること。

自分とは全く違う使い方をしていると思います。

上手い人は手首が柔らかいんですよね。

手首が柔らかいと体を動かさなくても切りたいところに届くんです。

そして、目線も変わらないから見落としがない。

わかりますか?

切り残しがないということです。

スピードを上げたい

もっと早くカットできるようになりたい!という目標を持つ人もいますよね。

プードルを2時間で仕上げたい。チワワのシャンプーを1時間で終わらせたい。

先輩から時間のことを言われる人もいるでしょう。

時間内に仕上げる=経験とも言われています。

もちろんそうなのですが、時間内に終わらせられる人はなにがちがうのでしょうか。

サロンや動物病院で働いているとカットにずっと集中はしていられませんよね。予約の電話が鳴ったり、接客が長引いたり。

心の中では「カットの時間返して~」くらいに思います。

クオリティが高いのに時間内に仕上げられる人の違いって何だと思いますか?

無駄な動きが無いんです。

噛み犬や嫌がる子なども、実にいろんなレパートリーの対処法を持っています。

カットに関しては、毛質を把握しているということが大きいです。

コームの入れ方、どのハサミで切るかなど迷いがありません。また、保定の仕方も犬の嫌がらないポイントをわかっているのです。

つまり、早く仕上げるためには、早く仕上げている人を徹底的に真似すること。

確かに経験でなきゃ分からないこともありますが、カットの一時間でもいいから「見る時間をください!」とお願いしましょう。

毛の立たせ方、顔の持ち方、どの角度から見ているかなど、その人と同じ位置で見ることをお勧めします。

どうしてもお店が忙しく見る時間がない場合、固定カメラなどで録画させてもらうのもアリです。

隠し撮りは良くないですし、撮られるのが嫌な場合もあるので必ず許可はとりましょうね。

あとで見るととても勉強になりますよ。

それから、自分が何に時間がかかっているのかを知るのもすごい大事。

ブローが何分かかっているのか、足一本切るのにどれくらいかかっているのか、計ったことありますか?

ちなみにわたしのプードル(5kg、毛量普通)のトリミングにかかる時間は
お手入れ(爪切り、耳掃除)5分
シャンプー9~12分
ブロー20分~25分(爪やすりと足裏のバリカンも含む)
カット1時間~1時間10分

なので、2時間以内を目指しています。
参考にしてみてください。

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